2014年3月18日火曜日

FARを振り返り・・

難しいと感じたMC。簡単だったSIM。知識は十分にあったはずなのに、本番で緊張して力を発揮できず、落ち込んでいましたが、受かったのは本当に嬉しいです!嬉しいのもつかの間、早く前に進まないと、1年半後にはこのFARが失効してしまう・・・もし失効してしまったら・・・考えるだけでぞっとするけれど、そんな時のために今回の勉強方法を書いてみたいと思います。

1. ノートの作成
アビタスの先生がノートは最初は作らないほうがいっていたので、それに従い、テキストを読んで、MCを解くの繰り返しをしていましたが、時間が経つと当然忘れます・・・・ポイントがなんであったのかすら忘れるのでノートにまとめることにしました。
例えば、最初は苦手だったリース。テキストには色々と書いてあるけど、要は仕訳は4パターン。Operating lease、Capital Lease、Sales type leaseとFinance leaseのリース時とリース料支払時の仕訳を表にして書きました。横に並べて書くと比較できてこんな簡単なことだったのかとすっきり。
このノートはどこにでも持ち歩き、隙間時間にノートを読んでいました。

2. MCは最後の一行の質問文を読む
MCは最後の一行の質問文から読みます。
例えば、先のリース。貸し手側の処理を聞いているのか、借り手側の処理を聞いているのかも分からずに文章の頭から読むと、何度も読み返すことになるので、最後の一文から読むと楽です。
時には、「Gain contingenciesはいくら計上すべきですか?」なんて問題もあって、これを読んだだけで、ごちゃごちゃ書いてあるほかの文章は読まなくてすみます。とはいうももの、一応、ざっとや読んでみますけど、答えは計上しないためゼロですよね。

3. 仕訳
Another71のフォーラムを見ていると仕訳が分からないという人が多いですが、仕訳が分からないのに、MCが解ける彼らが私には不思議です・・・建設業会計やデリバティブも仕訳と金額がしっかりかけるようにしました。

4. 文章をよく読む
英語なので、思い込みで読むと間違えます・・Exceptとう単語を勉強中は何度見落としたことか・・あせっていてもしっかりと読むことがほんとに大事です。
私の場合はMCが苦手でした。英語を読むのが嫌いなので、問題を解くことより英語を読むことがとにかく苦痛。このテストは会計というより英語のテストでした。

5. 受験対策1
スレッドごとの決めた時間を守る。守ったのですが、そもそもの時間設定が・・・?
模試でも本番でもMCは時間ぎりぎりでSIMは50分も時間が余ったので、もそもアビタスがお勧めしている時間設定が私にはあわなかったのかもしれません。MCは45分、トイレ休憩はしなかったため、SIMに105分。この設定ででSIMが50分も余ったということは、もし、もし、今度受けることがあれば、MCに55分ぐらいずつはかけようと思います。

6. 受験対策2
MC90問のうち、15問はいわゆるダミー問題。つまり、1スレッドのうち5問は落としてもいいとうこと。更にその残りの8.5割を取れればなんとかなると仮定した場合、1スレッドのうち8問ぐらいは落としても大丈夫だってことになります。本番では解けない問題が8問あっても大丈夫だと言い聞かせて、あまりそこに時間を費やさずに捨てる勇気を持ちました。
SIMの1問もダミー問題。私のときはこの1問は確実にダミーだろうと分かる問題でした。だって、目新しい・・・私でなくてもほかの人も解けないと確信したので、これも深く悩まずざっと解いて次に進みました。捨てる勇気、怖いけど、次の科目でもこの辺りは心がけようと思います。

こんな感じでしょうか。この自分なりの方法を1年半後に見直すことがないことを祈るばかりです。FARはとにかく量が多い・・・「1インチの深さだけど、距離は数千マイル。」と書いていた人がいたけど、まさにそのとおり。失効しないようにBECを頑張ります!

2014年3月11日火曜日

初受験FARの結果

Another71のフォーラムによれば、正式発表は3/10の月曜だけど、私の州は土曜日の朝6時ごろに発表されるという情報を得て、またもや眠れぬ前日。
 6時過ぎ、一緒に起きていてくれた旦那に、心臓がドキドキして怖くて見られないといいつつ、思い切ってみてみたら、なんとびっくり84点!うれしすぎるー!

Another71では同じ週に受けた人たちのほとんどが、MCは簡単だったけど、SIMがめちゃめちゃ難しかったと、私とまったく反対のことを言っていたので、絶望的な気分。試験後数日は抜け殻のようで何もする気が起こらず、旦那にあんなに慰められていたのに、いったいなんだったのでしょう・・・・

レポートを見てみると、Weakerが2つもあるのに、受かるんですね・・なんでかよく分からないけれど、とにかくうれしいです!

初受験FAR当日

初受験FAR当日、めちゃめちゃ緊張しました。MCの難易度の変化を感じられず、力を十分に発揮できずに終わり、落ちたと思いました。

環境の変化に弱い私にとって一番落ち着かなかったのは、モニターの位置。モニターが壁についていて、高さは上下に変えられるものの、モニターを奥においやることができない・・モニターを奥にやって、手元に計算用紙を置きたいのにそのスペースがない・・・最初のMCの数問は読んでも読んでも英語が頭に入ってこず、かなりあわてました。 

試験1週間前は出勤前も勉強に励み、帰宅後もひたすら復習。前日は思ったよりかなり緊張していて眠れず、眠れたのは朝5時過ぎ・・・7時に目覚ましがなって思ったのは、「眠すぎる・・・眠くて行きたくない・・・」最悪の朝でした。

軽く朝食を食べて1時間前には試験会場へ。空席があるから、早めに始めていいといわれ、テストルームに初めて入ると、超古いモニターにホコリでベトベトのキーボード。ここ、一応アメリカの大都市なんですけどね・・・後ろには風邪で咳き込むインド人。隣には貧乏ゆすりで椅子をギシギシ音をさせる白人の男。思ったより人が出たり入ったりでうるさい。緊張しているは、うるさいはで解ける問題も解けている実感がまるでなし。
当然、難易度の変化はわからず、あせる一方。それでもMCは45分ずつと時間を守り、SIMへ突入。リサーチは飛ばしてその他から解いてみると、明らかに1つはダミーだと分かる新しいトピックの問題。一通り解いてみるけど、きっとみんなの正解率悪いだろうし、間違いなくダミーだから気にせず、次へ。残りのSIMは仕訳と表を埋める問題。仕訳は得意なので、自信を持って回答。表もたくさんの空欄があるけれど、仕訳がきれれば、あとは数字を埋めるだけなので、なんのその。

リサーチを残し、残り時間があと1時間弱・・・こんなことなら、もっとMCに時間をかければよかったと後悔しても今更どうにもならず、リサーチに進むと、驚くほど難しくて、FASBのすみずみまで読んでも答えが見つからず、このリサーチに40分は費やしたお思います・・
SIMのひとつは確実にダミーだから、このリサーチは必ず正解しないと!と必死に探すものの、結局見つからず、仕方なく適当に埋めて、その他のSIMの見直しをして終了。
終わってからも右手にキーボードのベトベトの感触が消えず、アンケートにはキーボードを掃除しなさい!と書きました。

 MCは難しい計算問題よりも重箱の隅をつついたり、角度を変えて聞いてくる理論の問題が多かったように思います。これらが難レベルの問題だったのか否かは分かりません。試験終了後はあのリサーチさえ解ければ、難しかったMCをカバーできて合格の可能性があったのにとショックで泣きそうでした。

これから受ける皆さん、AICPAの過去問、これは絶対にやったほうがいいです。絶対やってください。でます!

初受験FARまでの道のり

2013年8月からFARの勉強を始めること半年、2014年に初受験をし、84点で無事に合格しました! 会計の知識はあったももの、BondやLease、公会計など見たこともないトピックも多く戸惑ったものの、受かってみて思ったことは、 これは会計の試験というより英語の試験だということ。 アメリカに住んでいるとはいえ、日本の私立大学なので英語力はいたって普通。英語でほかの学問を勉強したことなど当然ありません。 言い回しが難しくて、問題で問われている意味が分からないこともしばしば・・難しい・・・

 FARの勉強に使ったのは以下の3つ。
 ①アビタスのeラーニング
 ②Wiley Test Bank
 ③Wiley Review Book 

アビタスの3時間の授業を週末に見て、その内容を1週間で消化しました。 テキストをもう一度よく読み、アビタスのMCを解いて、WTBの問題を解く。 その後、MCの2週目にもかかわらず、分からないのは、理解できていないのではと思い、 もう一度テキストを読んで、ノートに重用なポイントをまとめてから問題を解く。 このノートのおかげでかなり内容を理解し、暗記が必要な公会計などは得点源にできたと思います。

 試験3週間前にはアビタスの模試を受け、77点でした。 MCは45分ずつで解き、SIMは50分も時間があまり、もっとMCに時間を割けばよかったと思いました。 この模試は4時間という長い試験を体験できて受けてよかったです。